複利の仕組み
現金を銀行に預けた場合、元金だけに利子が0.001%の利息が付きます、このことを単利といいますが、福利の場合、その利息にも利子が付く仕組みになっています。
例えば、100万円を投資資金に回した場合、年利5%だとすると5万円の利息が付きます。1年目は、ともに変わりませんが 2年目から徐々に差が付き始めます。
1年 | 3年 | 5年 | 7年 | 10年 | |
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元金 | 1,000,000 | 1,000,000 | 1,000,000 | 1,000,000 | 1,000,000 |
単利 | 50,000 | 150,000 | 250,000 | 350,000 | 500,000 |
1年 | 3年 | 5年 | 7年 | 10年 | |
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金額 | 1,000,000 | 1,102,500 | 1,215,506 | 1,340,096 | 1,551,327 |
複利 | 50,000 | 157,625 | 276,282 | 407,100 | 628,894 |
上記の様にわずかながら、徐々に差が出始めます。上記は初年度のみの投資額の場合なので、毎月積立る事によって元金が増え、さらに利息が雪だるま式に膨れあがる‼
これこそが福利の最大のメリットといえます。
福利を最大限に生かすには、長期運用が不可欠という事になることが分かったと思います。
72の法則
複利効果を単純にあらわす方法に〝 72の法則 〟というのがあります。
これは、何年後に資産が倍になるのかを 簡易的に計算できる方法で、何%で複利運用をしたら、可能なのかをはかる目安が、解るというもので、例えば、金利が1%の場合[72÷1=72年]かかるというものです。
3%の場合 72÷3=24
5%の場合 72÷5=14.4
5%の場合 72÷5=14.4
さらに、資金を増やすためには長期投資で得た毎年の利益を 分配型にしないことをお勧めします。
再投資
再投資型に設定することで福利を最大限に生かし、資産をより早く増やすことを心がけましょう。
とはいえ、毎月の積立もままならないという方も多いと思います、無理のない程度で投資をすることをお勧めいます。
以上で[複利効果とは?]の記事を終わります。