原材料が変わった『結YK622』スーパーエリート乳酸菌について!。

コラム

原材料と味が変わったスーパーエリート乳酸菌『結YK622』

これまでの[結YK622]の味は、粉状のコーンスープのような味がしましたが、現在の味は かすかにミルクの粉末の様な味になっています。

これは、腸内細菌のエサとなる成分のコーン由来の難消化性デキストリンやキシロオリゴ糖など、その他の成分を大まかに減らした事が あげられると思います。

これまでの原材料➡[スーパーエリート乳酸菌『結YK622』という食品について!

主に減らされた成分は、腸内細菌のエサとなる成分がほとんどですが、新たにエンテロコッカス・フェシウム菌・YK608株をなくし、ラクトバチリス・クリスパタス菌・KT-11株が取り入れられています。

現在の原材料

①乳酸菌(熱処理死菌)
人由来乳酸菌エンテロコッカス・フェカリス・YK622株
人由来乳酸菌ラクトバチリス・クリスパタス・KT-11株
※:デンタブロック乳酸菌
②オリゴ糖(腸内細菌のエサとなります)
・北海道産 砂糖大根(甜菜てんさい)由来のビートオリゴ糖(ラフィーノース)です。
・サトウキビ・甜菜(砂糖大根)由来のフラクトオリゴ糖です。
③食物繊維(腸内細菌のエサとなります)
・アガベイヌリン/有機アカべ から抽出された水溶性食物繊維
・イヌリン/サトウキビ から抽出された水溶性食物繊維
・サトウキビ/サトウキビ から抽出された不溶性食物繊維

ラクトバチルス属・乳酸菌の働き

クリスパタス菌KT-11(Lactobacillus crispatus KT-11)は、乳幼児の腸内から発見された機能性乳酸菌で、ラクトバチルス属のクリスパタス菌KT-11 も、他の菌と同様に小腸に住みつていて、食物の分解を促進させたり、タンパク質やカルシウムなどの栄養素の吸収を高める働きをしています。 

下痢や便秘などの症状を引き起こす悪玉菌を抑えたり、糖から乳酸を作りだして 腸内の環境を正常に保つ作用や 健康な女性の子宮内や腟内の環境を正常に維持する働きも期待されています。

ラクトバチルス属は細菌叢を構成する中心的な細菌のグループであり、カンジタやその他の感染症の原因となる細菌の増殖を阻害する物質を産生して環境を正常に維持する働きをしてくれます。 

エンテロコッカス フェカーリス

フェカーリス菌は、通性嫌気性(酸素の有無に関係なく生息できる性質をもった菌)で鎖の様につらなる球形の菌で、1984年から新しくエンテロコッカス属として独立させ、正式な学名となったものです。

感染症の原因⁉

フェカーリス菌はヒトや動物の腸内に存在する常在菌の一種で、糞便由来の菌だけに、糞便汚染の指標としても使われていますが、もともと腎臓の中にある腎孟じんうという袋状の器官に細菌が入り込み、炎症を引き起こす(腎孟腎炎じんうじんえん)という病気の原因菌のひとつとして分離されました。

この菌は通常の健康状態では感染症を引き起こす原因となることはありませんが、何らかの病気にかかって免疫力が低下している状態では、種々の感染症を引き起こす場合があります。また最近では、抗菌薬の一種であるバンコマイシンに対して耐性を獲得したバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が出現し、医療現場で大きな問題となっています。

ヤクルト中央研究所から引用: ヤクルト中央研究所 

ともあれ、エンテロコッカス・フェカーリス菌は、腸内細菌のエサとなり、免疫力を上げたり、美肌効果のサポートをする食品として支持されている健康食の一つという位置付けで親しまれています。

注意点としては、体調不良により入院が必要な場合や、異常免疫などの原因により、免疫力を下げる薬、または抗がん剤などの摂取をしている場合は、食さない様にしてください。

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