新NISAを進める理由!

株式投資

これから少子高齢化や物価高騰が進む中で、法人税や所得税,消費税などが上がり、たとえ給与が少し増えたとしても、物価高騰により手取を少なく感じるかもしれません。そうなってくると、生活が少し厳しく感じる事も有ると思いませんか。

そんな時に少しでも老後の不安を和らげるため、新NISAを利用して投資を始めるのも 一つの方法と言えます。コツコツと投資を続ける事で将来の安心につながる可能性が上がります。

なかには、NISAを活用して資産を増やすことで、定年より少し早めに退職する「アーリーリタイア」を目指し、自由なセカンドライフを楽しむ事が出来るかもしれません。また、良い銘柄に投資することができれば、FIRE(早期退職と経済的自立)をし、自分の思い描いた事へ 一歩近づける可能性もあります。

先ほど出てきた、「アーリーリタイア」や「FIRE」の一般的なイメージをもう少し付け加えると、一般的に言われている定義は以下の通りになります。

アーリーリタイア(セミリタイア)とも言います。
年齢: 50代から60代前半が一般的で、定年退職よりも少し早い退職を目指す事を言います。
FIRE (Financial Independence, Retire Early)
年齢: 30代から40代といった比較的若い年齢でのリタイアを目指し、経済的自立をする事で、早期退職できることをさします。

新NISAは、若ければ若いほど有利に活用できる制度です。
もちろん投資にはリスクもありますが、長期目線で投資を続けていければ、投資をした金額に利息が付き、プラスになった年には、利益となった金額にも利息が付くことで、福利効果も期待ができます。

たとえば、月1万円ずつ投資をして、1年間で12万円を積み立てたとします。それを5年間続ければ、合計60万円の投資額になります。

では、実際に過去5年間のS&P500(米国の主要株価指数)のリターンを参考にしたシミュレーション結果を見てみましょう。

以下は、過去5年間のS&P500の年間リターン率です。

2024年: 約+27.4%
2023年: 約+24.2%
2022年: 約-19.4%
2021年: 約+26.9%
2020年: 約+16.3%

投資のシミュレーション
2020年: 12万円 × 1.163 = 13.956万円
2021年: (13.956万円 + 12万円) × 1.269 = 32.872万円
2022年: (32.872万円 + 12万円) × 0.806 = 36.013万円
2023年: (36.013万円 + 12万円) × 1.242 = 59.515万円
2024年: (59.515万円 + 12万円) × 1.274 = 90.796万円

このように、5年間で約90796万円に増える計算になります。

一方、年利0.001%の銀行に最初に60万円を一括で普通預金に預けた場合、5年間の利息が3000円となり、最終的に60万3000円となります。普通預金と比較すると、S&P500への投資では、約27796万円も多く増えることになります。

普通預金:60万円+3000円(初めに一括預金)
S&P500:60万円+30796円(毎月1万円を5年間)差額:27796円

つまり、S&P500に5年間投資をする事で、通常の銀行に預けておくよりも、27796円もの利益を得たことになります。

さらに、月3万円を投資していたらどうなるでしょう?この場合、最終的に約274.698万円になり、投資額180万円に対して約94.698万円もの利益が期待できます。

このことからわかる様に、良い銘柄に巡り合う事で、さらにリターン率を上げることもできますし、投資金額を増やすことによりさらに恩恵を受けられ、収益も非課税で利確をする事もできます。

もちろん投資にはリスクはつきものです、以下にS&P500の2024年1年間の株指数を示したデータがあります。

出典:マネックス証券

2024年のリターン率を約26%で算出したものが以下の通りです。 その中に、ひときわ大きく下がった月(8月)があります。数値化するとさほど目立ちませんが、この月の初旬に最高値を付けていたため、約12.4%の大きな下落となりました。

リターン率
1月 +4.0%
2月 +2.0%
3月 +3.0%
4月 +4.0%
5月 +5.0%
6月 +2.0%
7月 +3.0%
8月 -1.0%
9月 +2.0%
10月 +1.0%
11月 +6.0%
12月 ±0.0%
最終的な8月の下落率は-1.0%にとどまっています。暴落の背景には以下の様な背景がありました。

2024年8月の株価大暴落の主な要因

2024年8月の株価大暴落の主な要因 日銀の利上げ発表: 2024年7月31日に日本銀行が日本の景気が良くないのにも関わらず、政策金利を0.25%に引き上げることを決定しました。

2024年8月1日と2日に発表された米国の製造業景況感指数や雇用統計が予想を大きく下回り、米国の株価が暴落し、日銀の利上げと、FRBの利下げ据え置きにより、外国人投資家が先行きに対する不安を抱き、大量の売り注文を出したことが背景にあり、 これらの要因が重なったことで、2024年8月の株価大暴落が引き起こされました。
ー要約ー
1. 2024年7月31日に日銀が政策金利を0.25%に引き上げることを決定。
2. 2024年8月1日と2日に発表された米国の製造業景況感指数や雇用統計が予想を大きく下回り、米国の株価が暴落。
3. 日銀の利上げと、FRBの利下げ据え置きにより、外国人投資家が大量の株の売り注文を出す。

上記の様に投資にはリスクがつきものですが、目線を長期に切り替えることで、最終的には利益を得る事も可能と言えます、こうして少しずつでも投資を続けていく事が、大切だと感じて頂けると幸いです。

私自身、数年前まで貯金すらできない状態でした、最初は食費や生活費を切り詰めて、5000円や1万円を少しづつためていき、投資をするようになり、今では少ないながらも資産を増やすことが出来ています。

コンビニからスーパー中心に切り替えてはいますが、自炊をしているわけではないので周りの人からは、まだ切り詰める事が出来ると言われています。

ただ、物価が高騰しているので最終的には自炊をしないと持たないとも思っています。
それはともかく皆様もぜひ、一緒に将来の安心を手に入れるため、少しずつ資産を積み上げて行こうではありませんか!


『投資に興味はあるけれど、まだ証券口座を持っていない』という方は、この機会に口座を開設してみると良いと思います。

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