①乳酸球菌:YK622株・YK608株とカワイ株について

コラム

乳酸球菌

今回、当サイトで紹介しているスーパーエリート乳酸菌の成分である、
[ヒト由来の乳酸菌 エンテロコッカス・フェカリス・フェシウム・YK622株・YK608株]
について、お話をしたいと思います。

カワイ株と[YK622株・YK608株]の関係

スーパーエリート乳酸菌は、結ワールドビジョンが販売している(乳酸球菌)を使用した食品です。
この乳酸球菌の基となっている菌体が、カワイ株です。
カワイ80・160・300・900などのカワイ株シリーズと同じ、乳酸球菌を使用しています。
株式会社 河合乳酸球菌研究所 にて確認済みです。
※使用されている乳酸球菌は同じですが、カワイ株シリーズとの違いは、使用されている成分にあります。

カワイ株シリーズに使用されている主な成分
・大豆タンパク、コーンスターチ、難消化性デキストリン、セルロース、などが使用されています。
YK622株に使用されている主な成分
・難消化性デキストリン、イソマルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ビートオリゴ糖、などが使用されています。
その為、(成分)によって効果や効能は違います。

成分については、別の記事に記載していますので、そちらをご覧ください。この記事では、乳酸球菌についての記載になっています。


まず初めに、「エンテロコッカス」という菌なのですが、
(エンテロ:腸内)(コッカス:球菌)つまり[腸内に存在する球菌]という意味で、
[フェカリスやフェシウム]は、エンテロコッカスに属する菌の種類の名前です。
最後の「YK622株やYK608株」は、カワイ株(学術名:EFK-622)が基になっている菌の名前になります。
EFKとは、「エンテロコッカス・フェカリス・カワイ」の略で「カワイ」とは、 カワイ株の事を示しています、この菌を人の腸内から発見した研究者の河合博士の名前から付けられています。

「カワイ株」は、乳酸菌に属する菌なのですが、乳酸菌の形状は一般的に細長い形をしているとされています、しかし、このカワイ株は丸い球体の形をしている為、乳酸球菌と呼ばれています。

※カワイ株を使用している食品は全て死菌体であり、生きた乳酸球菌ではありません。

生きた乳酸菌の大半は胃酸で死滅し、残った乳酸菌は腸へと流れていきます、しかし、カワイ株は(粉末にした物質)であり、元々死菌体である為、全ての毛細血管やリンパ球などから吸収され、血管を通して身体の隅々まで浸透しんとうして行くので、様々な病気に対し、治療や予防効果が期待できるとされています。

カワイ株は一般のヨーグルトや発酵乳に含まれる、乳酸菌(個々の細胞の形状が細長い棒状または円筒状の〝桿菌かんきん〟)に比べ5分の1程度の大きさの菌体なので、一般のヨーグルトよりも多く食品に菌を含ませることが出来ているので、その効果は数倍にもなるのです。


乳酸球菌の効果とは

乳酸球菌が発見されるまで、動脈硬化を おこした血管は元に戻らないとされていましたが、河合博士がウサギを使った研究結果で、カワイ株をエサにいれたウサギと、そうでないウサギを比較した結果、カワイ株を与えたウサギには、下行大動脈かこうだいどうみゃくに脂肪沈着が見られず、完全に完治していたとの事でした。

これだけの優れた菌を発見し、このような研究結果を出たカワイ株ですが、より多くの人々を病気から守る為の予防食材として広めたい、と言う河合博士の意思により医療薬剤に使用する事はありませんでした、もし、医薬品にしてしまうと医師などの処方が必要になり、一般の人々が手に入りにくくなってしまうからです。

その為、河合博士は このカワイ株の特許を取得しています。(現在、その特許は切れているようです)


カワイ株の研究データ

※あくまでも実験結果でありデーターです、予めご了承ください。
このデーターは、株式会社マルトーのホームページに記載されたデーターと読売新聞の記事を元にしています。

コレステロール・ 中性脂肪
コレステロール値を下げる腸内細菌を発見!でも記載しましたが、
ウサギのエサに高コレステロールを加え、4週間にわたり食事させ、通常のウサギの60倍lにあたる血清コレステロール値にまで上昇させた、動脈硬化ウサギを使い カワイ株を与えたウサギと、通常食に戻したウサギでの影響を検証したところ、カワイ株を与えたウサギは15週間で正常値戻り、エサを与えられていなかったウサギのコレステロール値は、正常値に戻るまで32週間もかかったとのことです。

動脈硬化
高脂血症の動脈硬化症の人には、高血圧の方が多い傾向にあります。
そんな高血圧の方を対象に (東京警察病院)の協力のもと カワイ株を1日60mgを6ケ月間 毎日飲んでもらい、血圧の状態の変化を計測した結果、平均で2~3ケ月間で血圧が下がり、早い人で1ケ月、遅い人でも半年以内に安全範囲まで、低下したとの検証結果が出ています。

さらに、コレステロール値が正常値に戻ったウサギを3週間後に病理組織を比較すると、カワイ株を与えた方のウサギには、下行大動脈は脂肪の沈着がなく、動脈硬化は完全に完治していたとのことです。

ガン
ガンを早期発見した場合の延命効果が期待できます。
マウスに人間の(癌)MM46乳癌を移植し、カワイ株をエサに混ぜ与えたところ、30日後には乳癌の大きさは半分に減少していたとのことです。
また、ガン細胞移植後、全マウスは23日目で死亡したのに対しカワイ株をエサに混ぜ与えたマウスの中には最長で104日、延命したとの結果も有ります。
さらに、腹水癌を移植したマウスを同じ条件で他のエンテロコッカスとカワイ株での比較した際に、他のエンテロコッカスでの延命効果が30%以下だったのに対し、カワイ株の延命効果は、140%もの効果が有ったとの事でした。

肝機能
高脂肪血症にさせたマウスに、カワイ株の粉末0.5%と1.0%を それぞれ投与して肝臓酵素を確認した所、どちらの酵素も安全範囲まで低下したことが確認されています。

免疫機能

カワイ株の粉末1㎎をマウスに投与し、白血球の1種で体内清掃の役割をするマクロファージの活性化を検証したところ、約3.2倍から3.9倍に増加し、10㎎投与すると4.6倍に増加したそうです。
菌やその他の固形物を取り込む作用の貪食能も1.4倍から1.9倍に増加し、さらに免疫に重要な酵素β-グルクロダーゼ活性も5.9倍に増加したことからカワイ株死菌体粉末は免疫能の作用を上昇させる事がわかったとの事でした。

また、カワイ株と一般乳酸菌の免疫力の比較においても、カワイ株死菌体粉末の免疫力は3倍ほど、強いことがわかったそうです。

これまで、乳酸菌は生きている方がいいとされていましたが、死菌体の乳酸菌にも効果があることが立証されただけでなく、何倍もの効果がある事がわかったとのことです。


これらの説明から、いかにカワイ株が優れた乳酸球菌であるかが、ある程度理解できたと思います。

ご興味の有る方は、1度試してみてはいかがでしょうか!


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